”ハリ、コシ、ツヤ” ってよく耳にする言葉ですよね。
なんとなくイメージできるけど、例えば”ハリ”と”コシ”の違いを説明できる人って
美容師さんでも少ないんじゃないでしょうか?
今日はその定義をお伝えします。ちょっとマニアックですが…
まずは”ハリ”から
”ハリ”とは髪の「引っ張り強度」です。
髪の毛1本を一定方向に引っ張った時に、切れずに耐えられる限界の強度です。
乾いた状態の髪の毛1本は150g(卵Мサイズ2.5個)の重さに耐えられます。
昔、髪の毛でトラックを引っ張るシーンを、テレビの超人特集で見たことありますが、
頭全体の髪の毛を束ねると、1.5トンもの重さを引っ張れるんです。
こちらはヘアアナライザーといって毛髪の強度を測定する機器です
”コシ”とは髪の「弾力」です。
スプリングやゴムは引っ張ると伸びて、力を抜くと元の長さにもどります。
このような性質を”弾力性”と言います。毛髪もゴムほどではありませんが、
かなりの弾力性があります。例えば毛髪を指に巻きつけても、おさえた指を離すと、
くるくると元の真っすぐな毛にもどってしまうことも、弾力性の証明です。
髪の毛は弾力性があるほど健康と言えます。
”ツヤ”とは髪の「水分量」です。
髪の毛の水分量って、一体どれくらいなのでしょう。
さらツヤの髪の水分量は、12~14%と言われています。
髪は水分量を失うと、はねやすくなったり、広がりやすくなりますし、
髪の保護膜であるキューティクルが剥がれてしまうので、枝毛や切れ毛が発生して、
見た目にも手触りもパサパサになってしまいます。
繰り返すカラーリングやパーマで髪の中のタンパク質が破壊され、
髪は6~8%という量の水分しか保持できなくなり、当然、髪はパサパサになるのです。
以上”ハリ、コシ、ツヤ”についての、お話でした!!
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