こんにちは!assort NYです!
最近よくお客様とコテの巻き方についてお話しすることが多いのですが、その中でもアメリカのコテと日本のコテでは温度表記が違っていてどの温度にして巻いたらいいか分からないという話しになるのですが、日本は摂氏(℃)アメリカは華氏(F)で表示されているので確かに私達日本人にとって華氏(F)ってあまり馴染みがないですよね!
assort NYで使用しているコテは280~430まで調節可能なのですが、それを℃に変えると、、
280℉=約140℃
330℉=約170℃
380℉=約190℃
430℉=約220℃
220!?海外のコテはとても高い温度まで上がります!
日本のコテは大体180℃までしか上がらないものが多いと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、髪はタンパク質で出来ていて温度が高くなればなるほどタンパク変性という変化で、たんぱく質が凝固していき硬くなります。分かりやすく言うと、生卵を温めていくと中身が固まりゆで卵になりますが、あの状態が髪の中でも起こっています。
タンパク変性すると髪が固くなりゴワツキの原因にもなります。
一般的には、45度~50度を過ぎるとタンパク変性が起こり始めます。
180度で10秒間髪を巻いているとタンパク変性は始まっています。
110度なら10分間でタンパク変性が始まり髪はもろくなっていきます。
(ヘアケアマイスター教本参照)
高温で巻かれる場合、1束に付き10秒以内が理想的ですね!
毛質にもよりますが、大体のコテの温度は以下を参考に☆
硬毛、バージンヘア180~190℃(380℉以下)
普通170~180℃(330℉~360℉位)
軟毛、ダメージヘア160~170℃(300~330℉位)
ハイダメージ毛150℃(280℉位)
ちなみに髪の毛は乾いた状態にして巻いてください。
濡れた状態の髪にコテやアイロンを使うと高温により、毛髪内部の水分が一気に気化し膨張するため髪の内部を破壊します。
髪の中で爆発が起こっているようなイメージです!!
巻き始めるのは毛束の中間から巻くことをおススメします。なぜならば中間の方が毛量が多く跡が付きにくい為毛先から巻いても中間がすぐに取れてしまう原因にもなりますし、毛先から巻いてしまうと毛先に熱が当たっている時間が長くなってしまうのでダメージの原因につながります!
温度と時間に注意ですね☆
他にもいろいろ巻き方などお伝えできること沢山あります☆分からない事ありましたらお気軽に相談してください!
http://trilltrill.jp/fashion/articles/188
Leave A Comment